10月22日、田舎生活創造工房による、秩父郡皆野町の住宅見学会を開催しました。
当日はお施主様の親戚、友人、私の仕事仲間、興味をもっていただいた地元の方々をはじめ、多くの皆さんに見学いただきました。
敷地は秩父盆地の北の宝登山裾野にあり、南には美の山、天気のいい日は秩父のシンボル武甲山も眺めることができるというロケーション。畑に囲まれ、どことなくのんびりとした環境は、この辺りではならではといえるかもしれません。
お施主さんは東京都練馬区のお住まいをそのままに、奥様のご実家の皆野に念願の田舎暮らしの為の住まいを実現。日々の生活はご夫婦二人で皆野での田舎暮らし、都内に用事のある時はご長男のいる練馬へ帰るという2地域居住生活をスタートさせます。
建物は、小屋をイメージした佇まいとし、外壁は杉板張りの上から木目を活かした塗装を施しています。外観の雰囲気をそのままに、内部は吹き抜けの居間を中心として、1階には寝室、和室、2階のロフトは親戚や友人などが訪れた際の寝室、趣味の部屋などとして利用します。全ての個室は障子を通して居間とつながっている為、緩やかな仕切りによる一体感のある空間となっています。一面障子となった壁が行灯(あんどん)の様な照明効果をつくりだすことも期待しています。
真壁の和紙貼り、床の杉縁甲板、など仕上げ材の多くを自然材料としているのは、お施主さんの建物に対するご理解があってこそ、メンテナンスや気遣いを必要とする自然材料は、共に時間を過ごす中で、いい味がにじみ出てきます。
遊びに来た友人達との語らいの場を、薪ストーブの炎が灯し続けてくれるような田舎暮らしの一時が生まれることを期待しています。
(写真/バウハウスネオ 後関)